2024年8月末、環境省は、ポリ塩化ビフェニル(PCB)廃棄物処理基本計画の変更等について、公表しました。
高濃度PCB廃棄物については、北九州・大阪・豊田事業地域での処理事業を終了し、今後、北海道事業所にて同エリアの高濃度PCB廃棄物を処理することとなりました。
環境省報道発表
今回の変更では、2023年3月末で処理事業を終了した北九州・大阪・豊田事業地域で処理が必要な高濃度PCB廃棄物について、北海道事業の対象物に追加することで、JESCO北海道事業所で処理を実施することとなりました。
このため今後は、豊田事業エリア以西で高濃度PCB廃棄物が見つかった場合は、北海道での処理を行うこととなります。
変更の概要は、環境省の専門会議の資料でまとめられていますので、そちらと合わせてご確認ください。
ポリ塩化ビフェニル廃棄物処理基本計画の一部変更について
8月~9月はPCB廃棄物関連で、そのほかに2件のニュースがありました。
①微量PCB含有電気機器課電洗浄実施手順書(脱塩素化分解・洗浄法)等の公布について
②低濃度ポリ塩化ビフェニル廃棄物の無害化処理に係る大臣認定について(東芝環境ソリューション株式会社)
事業者に皆さんにおかれましては、引き続き、PCB廃棄物の適正な処理に努めていただきますよう、よろしくお願いいたします。