2024年12月、環境省は、令和5年度の産業廃棄物の不法投棄等の状況を公表しました。
令和5年度は、年間100件、5,000トン以上の大規模事案2件、計2.6万トン含み、全体で4.2万トンもの不法投棄が新規に発覚しました。
令和4年度と比較し0.7万トン減少したものの、いまだ跡を絶たない状況が続いています。
また、新規判明事案の不適正処理廃棄物の処理量は、建設系廃棄物の割合が最も多く、全体74.6%と、引き続き高い割合を占めています。
不適正処理事案は判明した場合、現状回復への対応など、排出事業者も行政罰の対象となります。排出事業者の皆様におかれては、引き続き、適正処理に努めていただければいただければと存じます。