産業廃棄物に含まれる金属等の検定方法は、通称:13号分析あるいは環告13 号などと呼ばれるもので、最終処分場の維持管理基準や管理型埋立処分時の受入れ判断の際などで用いられる、試験方法になります。
今回、JIS K 0102(工場排水試験方法)が、JIS K 0101(工業用水試験方法)と統合され、JIS K 0102-1等(工業用水・工場排水試験方法)として制定され、新たに5部編成の規格群として分冊化が行われたこと、また近年の分析技術の向上を踏まえ、所要の規定の整備等がされました。
また、以下について、JIS分冊化に合わせた見直しを行いました。
・特別管理一般廃棄物及び特別管理産業廃棄物に係る基準の検定方法
・一般廃棄物の最終処分場又は産業廃棄物の最終処分場に係る水質検査の方法
・指定有害廃棄物に係る基準の検定方法
・廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令第六条第一項第三号イ(6)に掲げる安定型産業廃棄物として環境大臣が指定する産業廃棄物
■ 施行日
○2025年7月28日(月)
・特別管理一般廃棄物及び特別管理産業廃棄物に係る基準の検定方法の一部改正
・一般廃棄物の最終処分場又は産業廃棄物の最終処分場に係る水質検査の方法の一部改正
・指定有害廃棄物に係る基準の検定方法の一部改正
・廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令第六第一項第三号イ(6)に掲げる安定型産業廃棄物として環境大臣が指定する産業廃棄物の一部改正
○2025年10月1日(水)
・産業廃棄物に含まれる金属等の検定方法の一部改正